厚生労働省の社会保障審議会介護給付費分科会は、4月26日(水)、平成30年度介護報酬改定に向けた議論を始めました。

ヘルパーと男性

今後、 平成 28 年 12 月の介護保険部会意見書や療養病床の在り方等に関する特別部会意見書に盛り込まれた事項等について、おおむね月2回ペースで議論 が進められますが、例えば、次のような事項が検討される見込みです。

(検討事項の例)
 ・通所リハビリテーションと通所介護の役割分担と機能強化
 ・小規模多機能型居宅介護、定期巡回・随時対応型訪問介護看護等の、
  サービス提供量の増加や機能強化・効率化の観点からの人員基準や
  利用定員等のあり方
 ・特別養護老人ホームの施設内での医療ニーズや看取りに、より一層対
  応できるような仕組み
 ・入退院時における入院医療機関と居宅介護支援事業所等との連携
 ・ロボット・ICT・センサーを活用している事業所に対する報酬
 ・人員基準等のあり方
 ・訪問介護における生活援助を中心にサービス提供を行う場合の緩和さ
  れた人員基準のあり方
 ・介護医療院の報酬・基準や各種の転換支援策

今後のスケジュールは、次のとおりです。

【平成 29 年】
4月~夏頃 : 各介護サービス等の主な論点について議論 
              事業者団体ヒアリング

秋頃~12 月 : 各介護サービス等の具体的な方向性について議論
 
12月中旬  : 報酬・基準に関する基本的な考え方の整理・取りまとめ 
  ※地方自治体における条例の制定・改正に要する期間を踏まえて、基
   準に関しては先行してとりまとめを行う。 
 
平成30年度政府予算編成 
  
【平成30年】
1~2月頃   介護報酬改定案 諮問・答申 
 
4月      介護報酬改定 
 
詳しい内容は、
こちらをご参照ください。